この記事では、一反木綿がどんな妖怪なのか紹介します。
具体的には、
- 一反木綿の歴代声優
- 一反木綿の方言や出身地
- 一反木綿の正体
- 一反木綿の目撃情報
を紹介します。
この記事を読めば、一反木綿がどんな妖怪なのかわかります。
3分程度で読める内容になっていますので、ぜひ、チェックしてみてください!
一反木綿は鬼太郎の仲間の中で唯一、空を飛べるキャラクターだよ!
鬼太郎とのコンビは最高!敵の妖怪が空を飛ぶ場合は一旦木綿と鬼太郎がセットで戦うことが多い!
一反木綿の歴代声優を紹介!
一反木綿は、しゃべり方が独特なのが特徴的です。
\いよいよ第2話登場/
一反もめん(声:山口勝平)…白い反物の妖怪。細長い体でひらひらと空を舞い、鬼太郎を乗せて空を飛ぶこともある。女の子が大好きな九州の妖怪で、女の子を見るとすぐに口説きに行ってしまう。https://t.co/VeyTP63aoj#ゲゲゲの鬼太郎 #キャラ紹介 pic.twitter.com/LSgyouOEZ8— 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』大ヒット公開中 (@kitaroanime50th) April 7, 2018
おっとりとした性格で九州弁を話すので、一度見たら忘れられないような個性を持っていますよね。
ここでは、そんな一反木綿の歴代の声優さんを紹介したいと思います。
本日2本目の記事は、ゲゲゲの鬼太郎キャラクターで楽しめる公園の話題。詳しくはこちら→調布に「鬼太郎ひろば」開園 「ぬりかべクライミング」や「一反木綿ベンチ」など https://t.co/U0JjXSGEjx
— 調布経済新聞 (@chofukeizai) May 22, 2019
まず、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』における一反木綿の声優は、ほぼ1シーズンごとに違う人が演じています。
放送回 | 声優 |
第1期 | 富田耕生 |
第2期 | 山田俊司 |
第3期 | 八奈見乗児 |
第4期 | 龍田直樹 |
第5期 | 八奈見乗児 |
第6期 | 山口勝平 |
この中で、もっとも一般的に馴染みのあるのが、第3期と第5期の八奈見乗児さんではないでしょうか?
また、2018年4月1日から放送されているアニメ『ゲゲゲの鬼太郎・第6期』では、アニメ『名探偵コナン』の”工藤新一”役でお馴染みの”山口勝平”さんが担当しているというのも非常に見応えありますね。
【一反もめん役 #山口勝平 さんコメント】収録は大ベテランの先輩方を中心に、毎回和気あいあいと進んでいます。(九州出身の)自分自身としては、お国言葉で芝居 出来るのは楽しいですね。ひら〜りひら〜りと肩の力を抜いて頑張りまーす!#ゲゲゲの鬼太郎 pic.twitter.com/2RG4EtWDd9
— 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』大ヒット公開中 (@kitaroanime50th) March 31, 2018
ちなみに、現在、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』が初期から第5期までの動画がなんと、YouTubeで公開されていますで、こちらの動画で一反木綿の声をチェックしてみてましょう。
八奈見さんは、実際に鹿児島出身なんだそうです。
だから、あのような味のある九州弁が可能になったのでしょうね。
八奈見乗児さんの印象が強いけど、第6期の山口勝平さんも良いよね。
ちなみに、第6期のメインキャラクターの声優陣は超豪華だよ!
一反木綿の方言は博多弁のようなだけど、出身地は鹿児島県!?
いろいろな伝承が伝えられている一反木綿ですが『鹿児島県の肝属郡、肝付町に伝わる妖怪』です。
しかし、一反木綿は『ゲゲゲの鬼太郎』の中で、『ばってん』 や 『~ばい』といった長崎弁や博多弁のような口調で喋るんですよね。
この口調から『長崎』や『博多』の妖怪なのではないかと考えていた人も多かったようですが、、実は鹿児島県に言い伝えられている妖怪です。
なぜ、鹿児島県に言い伝えられている妖怪なのに、博多弁のような口調で喋るのか、、、その真相は今も謎のままですね。
また、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第3期以降は、鹿児島弁も喋っていますから、喋り方に関しては細かく設定していないのかもしれません。
一反木綿の正体とは!?
『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎ファミリーとして、九州弁を話すユニークなキャラクターの一反木綿ですが、その正体はなんなのでしょうか?
一反木綿は、鹿児島県の肝属郡、肝付町に伝わる妖怪で、地元では『いったんもんめ』や『いったんもんめん』という呼び方もあります。
空を飛ぶ大きい白い布のような妖怪で、伝承では『人の首に巻く』『顔を覆う』などをして窒息させたり、人の体を巻き込み飛び去るなどとも言われています。
古典の妖怪絵巻である『百鬼夜行絵巻』に描かれている妖怪に、布に手足の生えているものがありますが、民俗学者の小松和彦さんはこれが一反木綿のルーツではないかという仮説を立てています。
正体については定かではありませんが、伝承が伝わる地では、土葬のときに木綿の旗を立てることで弔うという風習があって、これが風で飛んでしまったことで木綿の妖怪として間違われたという説もあります。
また、テレビ番組で実験したところによると、夜に活動する『ムササビ』と間違えたのではないかという可能性もあるようですね。
その伝承が伝えられている地方では、遅くまで遊ぶ子供に『一反木綿が出るぞ』と戒めることもあったそうです。
肝付町では、一反木綿が現れるとされる四十九所神社などの神社を子供たちが通るとき、空を飛んでいる一反木綿が一番最後の子供を狙うとされていて、、、子供たちは競い合うように急いで走り抜けたとされています。
一反木綿の大きさや長さは何cm?
見た目は、白い布の妖怪で、空を飛ぶことができる一反木綿!
そんな、一反木綿は、どれくらいの大きさ・長さなのでしょうか?
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』では『一反』というだけあって、長さは『約10.6メートル』で幅が『約30センチメートル』とされていますが、もっと短くなっているシーンもあります。
ということで、鬼太郎に出てくる一反木綿はある程度伸び縮みができる体のようです。
一反木綿の目撃情報を紹介!
一反木綿は、実際の目撃談も多くあり、最近目撃したという話もあります。
一反木綿の伝承が伝わる鹿児島で、低い空を飛んでいる白い布のような物が目撃されており、福岡県では、新幹線の乗客により『新幹線と併走するようにして猛スピードで飛んでいる一反木綿』が目撃されています。
東京都の東高円寺では、犬の散歩をしていた女性が『空飛ぶ布』を目撃しています。
静岡県では長方形で先端が細い形状の透明な布がゆらゆらと動いているのを子供たちが目撃しています。
また、東日本大震災においても一反木綿に似ているのが多く目撃されており、白い布のようなものが空に浮いているのを捉えた動画もあります。
空飛ぶ白い布って、ただ、白い布が風に飛ばされているだけなのでは?
いや!あれは一反木綿!
まとめ
一反木綿は実際の伝承だと、人を襲う恐ろしい妖怪なんですが、ゲゲゲの鬼太郎では鬼太郎の仲間となって登場し、ユニークなキャラクターとして親しまれています。
よく鬼太郎たちを乗せて空を飛び、移動手段のひとつとしても活躍していますから、鬼太郎ファミリーの中でも替えのきかないキャラクターですね。
実際の伝承だと人を襲っていたようだけど、鬼太郎の世界ではたくさんの人を鬼太郎と共に助けているよね!
ユニークなキャラクターだし、鬼太郎の仲間の中では唯一空を飛べる妖怪だから、ゲゲゲの鬼太郎では欠かせない存在だね!
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